《世界史リブレット》 096.中国道教の展開

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 中国人の精神の根源の一側面をなすといえる道教を,宗教としてではなく,歴史の中で形成され展開されてきた一つの伝統,文化として紹介し,道教が中国の歴史に果たした役割を考察する。
ISBN:
978-4-634-34934-6
シリーズ: 世界史リブレット 96
著者: 横手裕 
刊行:
2008年6月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
中国史のなかの道教
1.道家と神僊
2.宗教的信仰集団と経典の形成
3.道教教理の大成
4.宋代以降の変貌
5.現代の道教  
メッセージ・あとがき:
中国では伝統的に儒教・仏教・道教の三教がそれぞれ独自の世界観を
提示しつつ並存し,人びとはそれらを取捨選択しながら精神世界を形成してきた。
このうちの道教については,知識人から異端扱いされてきたことや,経典類が一般に流通しづらかったこと,あるいは文化大革命で徹底破壊されたことなどから,詳しい研究が難しい状況が続いた。
しかし近年ようやくさまざまな束縛が解け,正確な理解が可能になりつつある。