《世界史リブレット》 092.歴史のなかのソ連

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802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 20世紀初頭,世界初の社会主義国として成立したソ連は,第二次世界大戦ののち,「東側」陣営を率いてアメリカを盟主とする「西側」諸国と軍事的・経済的に対峙した。20世紀において大きな存在感を示し,冷戦構造の一方の主役を演じた「超大国」の歴史を振り返る。
ISBN:
978-4-634-34920-9
シリーズ: 世界史リブレット 92
著者: 松戸清裕 
刊行:
2005年12月
仕様: A5変型判
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目次:
20世紀におけるソ連
1.「社会主義国家」建設の苦難
2.第二次世界大戦後の世界とソ連
3.「アメリカ合衆国に追いつき,追いこす」
4.「安定」から「停滞」へ
5.冷戦の終結とソ連の解体  
メッセージ・あとがき:
ソ連という「社会主義国家」があった。
新聞などでは文脈に関係なく「旧」をつけられている,あの国だ。
ソ連は約70年にわたり存在し,世界に大きな影響を及ぼした。
その事実は,社会主義が魅力を失い,ソ連という国自体が消滅しても,消えることはない。
ならば,この国について,忘却にまかせるのではなく理解を深めるほうがよいのではないだろうか。
歴史のなかの存在となった今,ソ連とはどのような国であったのか,考えつつ記したのが本書である。