《世界史リブレット》 088.啓蒙の世紀と文明観

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 18世紀のヨーロッパは「外の世界」をどのようにしてとらえていたのだろうか。植民地主義や帝国主義の源泉ともなる当時の文明観を批判的に俯瞰する。
ISBN:
978-4-634-34880-6
シリーズ: 世界史リブレット 88
著者: 弓削尚子 
刊行:
2004年6月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
外の世界を照らし出す啓蒙の光
1.啓蒙とは何か
2.広がりつつある世界
3.非ヨーロッパ世界のイメージ
4.科学の光
5.「人種」・ジェンダー・文明観  
メッセージ・あとがき:
新しい知と「科学」の冒険へと繰り出した18世紀ヨーロッパの啓蒙主義は,一国の歴史のなかではなく,ヨーロッパという一つのコスモスの思潮として考えなければならない。
そうであるならば,「啓蒙のヨーロッパ」は、自分たちの「外の世界」をどのようにとらえていたのだろうか。
非ヨーロッパ世界を照らし出す啓蒙の光を軸に,植民地主義や帝国主義の源泉ともなった当時の文明観を批判的に論じたい。