《世界史リブレット》 080.ヨーロッパの傭兵

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 傭兵とはどのような人々で,社会にどのような影響を与えていたのだろうか。「軍隊社会」という切り口から近世ヨーロッパを考察する。
ISBN:
978-4-634-34800-4
シリーズ: 世界史リブレット 80
著者: 鈴木直志 
刊行:
2003年6月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
歴史学の一分野としての軍事史
1.三十年戦争時代の傭兵軍
2.傭兵たちの生活世界
3.常備軍の時代  
メッセージ・あとがき:
戦乱に明け暮れた近世のヨーロッパ。
軍事力の主体となってそれらの戦争を戦ったのは,傭兵であった。
彼ら傭兵について,われわれはどの程度知っているだろうか。
掠奪などの狼藉に明け暮れて,人々から恐れ蔑まれるだけの存在だったのだろうか。
そもそも彼らはどのような社会層から生み出され,軍隊の中でどのような生活をし,農民や都市民とどのような閑係をとりもったのだろうか。
いまだにその多くが歴史の聞に覆われている傭兵の生活世界に注目し,近世ヨーロッパの軍隊と社会を考えること,それが本書のねらいである。