《世界史リブレット》 076.イスラームの美術工芸

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 実用品や工芸品,芸術としてのガラス器。東西交渉を通じてアジア,ヨーロッパへも伝わったイスラーム・ガラスから生活文化の復元を試みる。
ISBN:
978-4-634-34760-1
シリーズ: 世界史リブレット 76
著者: 真道洋子 
刊行:
2004年4月
仕様: A5変型判
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目次:
「モノ」が語る文化
1.イスラーム美術と考古学
2.ガラスの技法と歴史
3.ガラスに見るイスラームと異宗教・異文化
4.東西交易の商品としてアジアへ
5.地域と時間をこえてヨーロッパへ  
メッセージ・あとがき:
中世グローバリズムの中核を築いたイスラーム社会は,ユダヤ教,キリスト教などの異宗教や異文化を,対立軸とすることなく包含し,アジア,ヨーロッパ地域とも活発な交易活動をおこなってきた。
ガラス器をはじめとする美術工芸品にも,その多様な文化の片鱗が現れている。
宗教や政治の枠を越え,より身近に共感できる「モノ」の歴史を紐解くことによって,本書が異文化理解の一助となれば幸いである。