《世界史リブレット》 071.インドのヒンドゥーとムスリム

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: インドでは古来,宗教が共生して栄え,非常に複雑な宗教世界を形づくってきた。そのなかの二大宗教であるヒンドゥーとイスラームの歴史を,共生と混淆という観点をから描き出す。
ISBN:
978-4-634-34710-6
シリーズ: 世界史リブレット 71
著者: 中里成章 
刊行:
2008年4月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
文化の「サラダボール」
1.共生と習合
2.の到来と初期の改革運動
3.改革運動の新たな展開  
メッセージ・あとがき:
インドのヒンドゥーとムスリムの関係は多面的で複雑である。
そればかりでなく,それは非常にデリケートでホットな現代の政治問題でもある。
限られたスペースのなかで総花的に扱うと,舌足らずになり,一般の読者には非常にわかりにくく,誤解をまねく虞れさえある。
本書ではポイントを絞り込み,そのかわり,できるだけ丁寧に説明する方法をとった。
インドのヒンドゥーとムスリムの関係は,兄弟や夫婦のそれに譬えられることがある。
彼らが,日本人には想像もつかないほど,複雑に入り組んだ関係にあることについて,理解を深めていただけたらと思う。