《世界史リブレット》 061.中国史のなかの諸民族

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802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 万里の長城以北の北方や,長江以南の諸民族と漢民族との,絶えざる抗争と交流の歴史が中国の歴史ともいえる。民族問題に焦点をあてて中国史を新たに考察する。
ISBN:
978-4-634-34610-9
シリーズ: 世界史リブレット 61
著者: 川本芳昭 
刊行:
2004年2月
仕様: A5変型判
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目次:
中国史上の諸民族と漢民族
1.漢唐間の北方民族と中国
2.モンゴル族の国家
3.女真族の国家
4.長江流域以南の諸民族
5.現代中国における民族問題  
メッセージ・あとがき:
漢民族は世界最大の民族であり,その人口は十一億人を超えている。
その淵源は,黄河の中下流域に生じた文明,いわゆる黄河文明を築いた人びとが,自らを華夏,華人などと称した頃にまでさかのぼる。
当初,わずかな限られた領域に居住した人びとが,何故に今日みるような巨大な民族にまで拡大しえたのであろうか。
21世紀は民族の時代ともいわれる。
本書ではそうした問題意識を持ちつつ,漠民族形成のもつ歴史的意味について考えてみたい。