《世界史リブレット》 056.南北・南南問題

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 東西対立が終焉した今日,現代世界が直面している最も困難な課題である南北・南南問題の本質を,事例をあげてわかりやすく解説する。
ISBN:
978-4-634-34560-7
シリーズ: 世界史リブレット 56
著者: 室井義雄 
刊行:
1997年7月
仕様: 88ページ
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目次:
「南北問題」とは
1.「南北問題」の登場
2.「南北問題」の展開
3.「南北問題」の変容
4.「南北問題」の現段階  
メッセージ・あとがき:
大きくみて,戦後の国際政治・経済の流れは,冷戦体制とIMF=GATT体制の成立によって幕を開けた。
そのただなかで登場した「南北問題」は戦後世界史の一大潮流を形成したが,過去半世紀のあいだにそれ自身の内容を変容させてきた。
今日の「南北問題」における焦点は,南の最貧国におけるされた人びとの貧困問題-「南南問題」-にあるが,その解決は今日の世界でもっとも重要な人類史的課題であるといえよう。