《世界史リブレット》 054.国際体制の展開

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: ヴェルサイユ体制から国際連合まで,戦争を経験するたびに平和を求めて新しい国際体制を模索してきた人類の歴史を解き明かす。
ISBN:
978-4-634-34540-9
シリーズ: 世界史リブレット 54
著者: 木畑洋一 
刊行:
1997年1月
仕様: 80ページ
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目次:
色あせないカントの提言
1.十九世紀の国際体制
2.国際連盟の時代
3.国際連合の時代
 
メッセージ・あとがき:
人類の歴史は,さまざまな形での人びとのあいだの対立や戦争でいろどられている。
そのなかで,戦争をなくし,平和な世界を築こうとする努力も,たえず払われてきた。
本書は,近現代の世界のあり方を大きく規定した西欧国際体制の展開のあとをたどり,帝国主義や20世紀における二つの世界大戦を経験する過程で,平和を保障する新たな国際体制がいかに模索されてきたかを検討する。
戦争の世紀ともいえる20世紀が終わろうとしている今,国際体制の変革をめぐる人類の努力を振り返ってみる価値は大きいといえよう。