《世界史リブレット》 045.バルカンの民族主義

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 「サラエボの悲劇」はなぜ起きるのか。"ヨーロッパの火薬庫"と呼ばれてきたバルカンの民族対立の実相を探る。そして民族主義からの脱却の展望を考える。
ISBN:
978-4-634-34450-1
シリーズ: 世界史リブレット 45
著者: 柴宜弘 
刊行:
1996年4月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
バルカンは「ヨーロッパの火薬庫」か
1.バルカンという地域
2.民族主義の台頭
3.さまざまな民族問題
4.バルカン地域協力の可能性
 
メッセージ・あとがき:
「民族の悲劇」はなぜバルカンで生じるのであろうか。
凄惨なボスニア内戦を見るにつけ,だれしもが感じた疑問であろう。
バルカンは「ヨーロッパの火薬庫」と称されて以来,「紛争地域」「危険地域」とのイメージがつきまとっている。
バルカンの民族主義を近現代史のなかで検討し,この地域の諸民族の対立の背景を探ると同時に,諸民族が協力しようと模索した側面にも光を当てて,民族主義からの脱却の展望を考える。