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《世界史リブレット》 031.宮廷文化と民衆文化
《世界史リブレット》 031.宮廷文化と民衆文化
価格
:
802
円 (税込)
在庫:
在庫あり
解説:
17~18世紀のヨーロッパ。貴族と民衆の文化がそれぞれ独自の論理をもって展開されつつ,交錯する時代。豊かな文芸と,新しい生活文化の様相を描く。
ISBN:
978-4-634-34310-8
シリーズ:
世界史リブレット
31
著者:
二宮素子
=
著
刊行:
1999年12月
仕様:
A5変型判
・
96
ページ
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目次:
宮廷文化と民衆文化
1.ブルゴーニュとウルビーノの宮廷
2.フランスの宮廷
3.民衆文化
4.ブルジョワ文化による統合
メッセージ・あとがき:
合理主義を追求してきた近代社会。
私たちは,今それを息苦しいものにも感じている。
中世末ヨーロッパ人の喜びや悲しみは今よりも激しかった。
民衆の感性や習俗は近世にはいっても大きな変化をみせなかったが,宮廷びとは,激情を礼節と作法で訓化し,国王を頂点とする礼儀の支配する構図に組み込まれて生きるようになった。
支配層と民衆との文化の裂け目は大きい。
その二つの文化を検討し,それらがどのように近代社会へ流れ込んできたのかは読者のお考えに委ねよう。
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私たちは,今それを息苦しいものにも感じている。
中世末ヨーロッパ人の喜びや悲しみは今よりも激しかった。
民衆の感性や習俗は近世にはいっても大きな変化をみせなかったが,宮廷びとは,激情を礼節と作法で訓化し,国王を頂点とする礼儀の支配する構図に組み込まれて生きるようになった。
支配層と民衆との文化の裂け目は大きい。
その二つの文化を検討し,それらがどのように近代社会へ流れ込んできたのかは読者のお考えに委ねよう。