《世界史リブレット》 020.中世の異端者たち

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 正統と異端が織りなすダイナミズム。これは他の文化圏と比べ中世ヨーロッパ世界に特徴的な歴史事象である。キリスト教諸異端を通して,当時の社会の心性に迫る。
ISBN:
978-4-634-34200-2
シリーズ: 世界史リブレット 20
著者: 甚野尚志 
刊行:
1996年7月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
異端の問題とはなにか
1.古代から初期中世の異端
2.教会改革からヴァルド派へ
3.カタリ派
4.千年王国主義と異端
5.自由心霊派
6.ウィクリフとフス
7.宗教改革への展望  
メッセージ・あとがき:
正統と異端が織りなすダイナミズム。
これは他の文化圏とくらべて,中世ヨーロッパ世界に特徴的な歴史事象である。
ヨーロッパでは,中世の正統と異端の相克のなかから,宗教改革の理想も市民革命の精神も生まれたといってもよい。
本書では,中世の異端者たちの理想と現実を,個別のセクトの教義と運動のあり方から描き出し,ヨーロッパ社会にとって異端とはなにかという問いに迫る。