《世界史リブレット》 013.東アジアの「近世」

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 銀・生糸・鉄砲・タバコなど具体的な物品に焦点をあてながら16世紀から18世紀,清朝を中心とする東アジア諸地域の政治・社会の動きをさぐる。
ISBN:
978-4-634-34130-2
シリーズ: 世界史リブレット 13
著者: 岸本美緒 
刊行:
1998年11月
仕様: A5変型判  ・  88ページ
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目次:
「近世」の意味
1.貨幣への欲望-銀
2.南と北の花形商品-生糸と人参
3.戦争と技術交流-火器
4.新しい作物-煙草と甘薯  
メッセージ・あとがき:
東アジアの「近世」は,人と物の動きの激しい加速化で幕を開けた。
新大陸や日本の銀,生糸や人参などの特産物,ヨーロッパから導入された火器,煙草やサツマイモなどのアメリカ産の作物-
これらは東アジアの諸地域を結びつけ、富を求める人びとの抗争を激化させるとともに,つぎの時代の新しい権力を生み出していった。
動乱から秩序へと向かう東アジアの大きな動向のなかで,これらの物品のはたした役割を考えてみたい。