《新版県史》30.和歌山県の歴史
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目次:
風土と人間 豊かな自然と信仰のさと
1章 紀伊の考古時代
1 黎明期の和歌山県
移動生活から定住へ
戦いの時代
[コラム]和歌山県の銅鐸
2 古墳時代の和歌山県
秋月遺跡の墳墓群
鳴滝遺跡倉庫群の造営
最初の前方後円墳
[コラム]下里古墳
-古墳の空白地帯につくられた県下最古の前方後円墳
五~六世紀の首長墓
3 紀伊と倭王権
「紀氏集団」の展開
部民と屯倉
2章 紀伊の律令時代
1 律令制の実施
紀伊国の成立
有間皇子の変
南海道と駅
2 租税と民衆
租税の負担
[コラム]鎌垣船と久恵
浮浪と逃亡
豪族と住民
3 カミとホトケ
神話・伝承の世界
日前宮と神郡
『日本霊異記』の寺々
律令時代の遺跡
3章 紀伊の平安前期
1 律令制の動揺
長岡遷都と紀伊
[コラム]名草直と楢原造
律令制の動揺
開発の進展
2 摂関期の紀伊
延喜の荘園整理令
受領の支配と国家の対応
4章 中世社会の形成
1 貴紳の高野・熊野参詣
高野参詣
覚鑁と大伝法院
熊野参詣
[コラム]熊野参詣道
2 荘園公領制の成立
官省符荘の成立
大伝法院領荘園
日前宮領と高野山領荘園
[コラム]神野・真国荘絵図
3 武家政権の成立と紀州
平氏政権と紀州
源平内乱
守護・地頭と西国御家人
4 惣の胎動と悪党蜂起
用水堺相論
阿氐河荘片仮名書申状
荒川の悪党
5章 中世社会の変動
1 紀州の南北朝
建武の新政と紀伊
紀伊守護畠山国清
山名氏・大内氏と南北朝合一
2 幕府守護体制と紀伊
守護家畠山氏
守護と寺社勢力
奉公衆と国人
[コラム]後南朝と紀伊
3 惣の発展と蟻の熊野詣
高野山寺領の再編
自律する鞆淵
蟻の熊野詣と西国三十三所
[コラム]粉河東村の「名附帳」
1章 紀伊の考古時代
1 黎明期の和歌山県
移動生活から定住へ
戦いの時代
[コラム]和歌山県の銅鐸
2 古墳時代の和歌山県
秋月遺跡の墳墓群
鳴滝遺跡倉庫群の造営
最初の前方後円墳
[コラム]下里古墳
-古墳の空白地帯につくられた県下最古の前方後円墳
五~六世紀の首長墓
3 紀伊と倭王権
「紀氏集団」の展開
部民と屯倉
2章 紀伊の律令時代
1 律令制の実施
紀伊国の成立
有間皇子の変
南海道と駅
2 租税と民衆
租税の負担
[コラム]鎌垣船と久恵
浮浪と逃亡
豪族と住民
3 カミとホトケ
神話・伝承の世界
日前宮と神郡
『日本霊異記』の寺々
律令時代の遺跡
3章 紀伊の平安前期
1 律令制の動揺
長岡遷都と紀伊
[コラム]名草直と楢原造
律令制の動揺
開発の進展
2 摂関期の紀伊
延喜の荘園整理令
受領の支配と国家の対応
4章 中世社会の形成
1 貴紳の高野・熊野参詣
高野参詣
覚鑁と大伝法院
熊野参詣
[コラム]熊野参詣道
2 荘園公領制の成立
官省符荘の成立
大伝法院領荘園
日前宮領と高野山領荘園
[コラム]神野・真国荘絵図
3 武家政権の成立と紀州
平氏政権と紀州
源平内乱
守護・地頭と西国御家人
4 惣の胎動と悪党蜂起
用水堺相論
阿氐河荘片仮名書申状
荒川の悪党
5章 中世社会の変動
1 紀州の南北朝
建武の新政と紀伊
紀伊守護畠山国清
山名氏・大内氏と南北朝合一
2 幕府守護体制と紀伊
守護家畠山氏
守護と寺社勢力
奉公衆と国人
[コラム]後南朝と紀伊
3 惣の発展と蟻の熊野詣
高野山寺領の再編
自律する鞆淵
蟻の熊野詣と西国三十三所
[コラム]粉河東村の「名附帳」
1 守護家畠山氏の分裂
守護家の内紛
義就と政長の抗争
畠山尚順の盛衰
2 湯河氏・根来寺と雑賀衆
湯河氏の立場
根来寺の発展
雑賀衆と惣国
3 紀州衆の活動
畠山稙長の紀伊在国
河内争奪戦と紀州勢
織田信長と紀伊
[コラム]紀伊水軍と後北条氏
7章 近世社会の成立
1 天正の兵乱と紀州
信長・秀吉の紀州攻め
天正検地と文禄・慶長の役
2 浅野氏の統治
浅野幸長の入国
慶長検地と土豪の抵抗
寺院の再興とキリシタン
3 御三家紀州徳川家
徳川頼宣の入国
和歌山城と城下町
[コラム]和歌浦と和歌祭
田辺領と新宮領の支配
4 地方支配と領民
郡・組・村の支配
地士制度と土豪
宗教統制と村
高野山奥ノ院の諸大名石塔群
8章 藩政の変化と産業の発展
1 徳川光貞・吉宗の政治
農村法の整備
藩財政の悪化と年貢増徴
幕府の宗教政策と高野山
[コラム]支藩西条藩
2 開発と農政
大畑才蔵と用水開発
紀州の特産物
紀州漁業の発展
[コラム]近世の太地捕鯨
3 経済の発展と領民
御仕入方役所の設置
紀州の廻船と江戸市場
[コラム]箕島陶器商人
一揆と打ちこわし
4 文化の隆盛
藩校と儒学
紀州の画壇
9章 藩政の動揺と近代への息吹き
1 徳川治宝と藩政
藩政改革と殖産政策
藩学と諸学問の隆盛
[コラム]華岡青洲と青林軒
文政一揆と社会の動揺
紀州派と江戸派の対立
2 自立する藩国家
城下町から藩都へ
「国益」思想の推進と経済官僚
合理的な金融制度と新しい情報の伝達
3 幕末の政治と社会
異国船の渡来と海防
幕長戦争と出陣
幕末の動乱と紀州
10章 近代社会の形成と発展
1 近代和歌山の成立
維新と和歌山
和歌山県の成立
地租改正と「粉河騒動」
自由民権運動の広がり
2 地域の変貌
「工都」和歌山
ミカン・カツオ・「木の国」
悲願の紀勢鉄道敷設
[コラム]アメリカ村と木曜島
3 新しい民衆像の形成
日清・日露戦争と庶民
大逆事件とその前後
政党と県政・市政
米騒動・民衆運動の展開
地方新聞の盛衰
[コラム]南方熊楠
11章 現代社会の展開
1 戦争への道
恐慌と和歌山
[コラム]野球と水泳
戦時下の暮らし
和歌山大空襲
2 戦後復興と高度経済成長
改革と復興
熔鉱炉の建設
地域をつくる
[コラム]姿を消す私鉄
付録
索引/年表/沿革表/祭礼・行事/参考文献