《新版県史》20.長野県の歴史
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目次:
風土と人間 時流におもねらない山国の住民
1章 信濃史のはじまり
1 科学がときあかす原始の生活
ナウマンゾウと石器
縄文人の生活と信仰
2 ムラからクニへ
稲と鉄
南と北の弥生文化
墳丘墓の登場
2章 信濃国のなりたち
1 古墳時代のシナノ
古墳時代のはじまり
前方後円墳の展開
積石塚とカマド
科野における国造制
[コラム]三寅剣
シナノから科野へ
2 律令政治と信濃
科野国の成立
国府と国分寺
[コラム]国符木簡と郡符木簡
信濃の郡と郡司
都へのみち,都からのみち
都へ運んだ布
馬と牧
3 堀りだされた人びとの暮らし
屋代木簡と古代の信濃
堀りだされた水田とムラ
4 領主と百姓
東国の変動と信濃
長者から領主へ
摂関政治・院政と信濃
信濃武士の登場
[コラム]諏訪社と善光寺
3章 源平争乱から中先代の乱へ
1 義仲・頼朝と信濃武士
善光寺平の木曽義仲と南信濃の北条時政
木曽義仲の戦死と比企能員
平賀源氏と中・南信濃の動向
2 信濃の鎌倉指向
鎌倉の政争と信濃御家人の変動
北条氏被官の台頭
[コラム]中世の海外交流と信濃
諏訪信仰の流布と北条氏
善光寺信仰の発展と北条一門
悪党・訴訟の増加
3 京・鎌倉の板ばさみ
幕府滅亡と当知行
信濃の反乱と新政瓦解
観応の擾乱と信濃
軍事指揮権の分立と二人守護
4章 大塔合戦から川中島合戦へ
1 将軍義満と信濃守護・国人
管領斯波政権と信濃守護
将軍義満・守護長秀と大塔合戦
将軍による信濃直轄化と応永の平和
関東争乱と南北の防衛線
信濃における二人守護制
国人の地域権力形成
2 国ざかいのあらそい
応仁・文明の争乱と国人の家臣団編成
将軍・荘園領主の権力衰微
松尾小笠原定基と知久頼元の台頭
高梨氏の地域権力と越後・信濃の乱
諏訪頼重の台頭と甲斐出兵
佐久郡乱と武田・関東管領の介入
1章 信濃史のはじまり
1 科学がときあかす原始の生活
ナウマンゾウと石器
縄文人の生活と信仰
2 ムラからクニへ
稲と鉄
南と北の弥生文化
墳丘墓の登場
2章 信濃国のなりたち
1 古墳時代のシナノ
古墳時代のはじまり
前方後円墳の展開
積石塚とカマド
科野における国造制
[コラム]三寅剣
シナノから科野へ
2 律令政治と信濃
科野国の成立
国府と国分寺
[コラム]国符木簡と郡符木簡
信濃の郡と郡司
都へのみち,都からのみち
都へ運んだ布
馬と牧
3 堀りだされた人びとの暮らし
屋代木簡と古代の信濃
堀りだされた水田とムラ
4 領主と百姓
東国の変動と信濃
長者から領主へ
摂関政治・院政と信濃
信濃武士の登場
[コラム]諏訪社と善光寺
3章 源平争乱から中先代の乱へ
1 義仲・頼朝と信濃武士
善光寺平の木曽義仲と南信濃の北条時政
木曽義仲の戦死と比企能員
平賀源氏と中・南信濃の動向
2 信濃の鎌倉指向
鎌倉の政争と信濃御家人の変動
北条氏被官の台頭
[コラム]中世の海外交流と信濃
諏訪信仰の流布と北条氏
善光寺信仰の発展と北条一門
悪党・訴訟の増加
3 京・鎌倉の板ばさみ
幕府滅亡と当知行
信濃の反乱と新政瓦解
観応の擾乱と信濃
軍事指揮権の分立と二人守護
4章 大塔合戦から川中島合戦へ
1 将軍義満と信濃守護・国人
管領斯波政権と信濃守護
将軍義満・守護長秀と大塔合戦
将軍による信濃直轄化と応永の平和
関東争乱と南北の防衛線
信濃における二人守護制
国人の地域権力形成
2 国ざかいのあらそい
応仁・文明の争乱と国人の家臣団編成
将軍・荘園領主の権力衰微
松尾小笠原定基と知久頼元の台頭
高梨氏の地域権力と越後・信濃の乱
諏訪頼重の台頭と甲斐出兵
佐久郡乱と武田・関東管領の介入
川中島合戦と信濃の統一
武田領国制の特徴
徳川・上杉・北条三氏の中部争奪戦
秀吉政権と豊臣大名の登場
[コラム]立屋喜兵衛の一代記
5章 信濃の中世社会と生活文化
1 日本列島縦断の回廊と田舎の文化
中世の交通革新
中世の百姓像
[コラム]赤沢氏と使節遵行
都の花にわかれて
国人と京文化
[コラム]蜷川貞相と更級郡武水別神社
2 下克上の社会と文化
職人と百姓の群像
高遠の大工池上氏と法華宗
武装する一向一揆と門徒衆の離反
6章 小藩分立の信濃
1 幕藩支配のなりたちと信濃
豊臣政権下の信濃
家康の信濃支配
幕府領の配置と小藩分立
城下町と街道の形成
[コラム]城下町の町屋を掘る
木曽山と伊那山
善光寺・戸隠山・諏訪社
2 村の形成と百姓
検地と村の形成
役儀と百姓身分
小百姓の村へ
[コラム]信州の「慶安御触書」
家の成立と存続
身分差別の姿
7章 村と町の暮らし
1 貨幣を求めて
農業の進歩
商品作物のひろがり
養蚕の発達と蚕種・製糸
地場産業と中馬・通船
民富の形成と階層分化
村と町のあいだ
[コラム]信州のお札
惣百姓一揆から世直し騒動へ
2 村のなかの暮らし
一変した衣食住
村絵図の世界
村人の一年と一生
増加する神々と祭り
[コラム]アルプス開山-奥山と人の接触
8章 文化と社会意識
1 底辺にとどいた文化
文字社会の深まり
寺子屋のひろがり
一茶と文人結社
新しい学問の潮流
[コラム]蘭方医になった農民
「信州人」意識
外から村をみる目
[コラム]温泉へ行こう
2 維新前夜の信濃
黒船来航と政局
横浜交易と物価騰貴
村方騒動と村の変化
世直し待望
9章 近・現代の町村と民衆
1 長野県の発足
明治維新と民衆
信州世直し一揆
長野県・筑摩県の成立
長野県の誕生と長野県制のはじまり
[コラム]殖産興業に尽力した博物学者田中芳男
移庁・分県運動と県民
2 蚕糸業の盛衰と農村社会
蚕糸王国長野県の誕生
蚕糸業の隆盛から後退へ
蚕糸業の衰退と電機・精密機械工業への変貌
戸口の変動と農村社会
[コラム]ブラジルから満州へ-全国一の満州移民送出県の思想
3 躍動する民衆運動
自由と平等を求めて
大正デモクラシーと青年・女性たち
女子参政権と廃娼および部落解放運動
自由主義文化運動の展開
労働者の人格権確立の闘い
『二百万人の勝利』
太陽と水と緑豊かな郷土をめざして
4 教育・文化と農村社会
「教育県」長野
大正デモクラシーと信州教育
二・四事件から六・三・三・四制へ
[コラム]史資料保存と県立歴史館
-修史事業と松代大本営地下壕
付録
索引/年表/沿革表/祭礼・行事/参考文献
企画委員
熱田公/川添昭二/西垣晴次/渡辺信夫