《物語の舞台を歩く》6.曽我物語
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目次:
プロローグ なぜ敵討ちか
富士の裾野の敵討ち/「曽我語り」と『曽我物語』/
『曽我物語』の旅
1章 伊豆と鎌倉の旅
1.悲劇の始まり
一族内の所領争い/河津三郎横死す/
祐親と祐経の争いの舞台・伊東/河津と血塚
2.「陰の主役」源頼朝
『曽我物語』と源頼朝/流人頼朝の苦難と恋/頼朝挙兵す/
頼朝と政子が結ばれた北条氏本拠・韮山/武家の都・鎌倉
2章 曽我の里と大磯の旅
1.曽我の里
幼少年時代の曽我兄弟/継父曽我祐信と母満江御前/
曽我氏の菩提寺・城前寺/祐信さんの供養塔
2.曽我兄弟と遊女・大磯の虎
一万の元服と筥王の寺入り/筥王の元服と勘当/
遊女・大磯の虎/山彦山の峠/大磯の宿
3章 狩場への旅
1.狩場めぐりの始まり
畠山重忠の鷹談義/名誉に輝く人びと
2.富士野への旅立ち
山彦山の別れと小袖乞い/箱根の別れ/箱根越え/
三嶋大社から富士野へ
4章 富士の裾野の旅
1.富士の裾野の巻狩絵巻
富士野の巻狩/屋形めぐりと最後の夜/
霊峰富士の町・富士宮と浅間大社/裾野の風景・狩宿/
裾野の風景・陣馬の滝
2.宿願成就と兄弟の最期
祐経討ち/十番切り/十郎討死・五郎生捕り/
五郎の尋問と処刑/裾野の風景・音止の滝/
曽我兄弟の霊地・富士野
3.敵討ちの陰で
北条時政の陰謀/常陸の政変/建久年間の幕府政治とその危機/
陰謀と隠蔽の政治史
エピローグ 鎮魂の祈り
曽我兄弟が神にまつられた里/旅の終わりに
富士の裾野の敵討ち/「曽我語り」と『曽我物語』/
『曽我物語』の旅
1章 伊豆と鎌倉の旅
1.悲劇の始まり
一族内の所領争い/河津三郎横死す/
祐親と祐経の争いの舞台・伊東/河津と血塚
2.「陰の主役」源頼朝
『曽我物語』と源頼朝/流人頼朝の苦難と恋/頼朝挙兵す/
頼朝と政子が結ばれた北条氏本拠・韮山/武家の都・鎌倉
2章 曽我の里と大磯の旅
1.曽我の里
幼少年時代の曽我兄弟/継父曽我祐信と母満江御前/
曽我氏の菩提寺・城前寺/祐信さんの供養塔
2.曽我兄弟と遊女・大磯の虎
一万の元服と筥王の寺入り/筥王の元服と勘当/
遊女・大磯の虎/山彦山の峠/大磯の宿
3章 狩場への旅
1.狩場めぐりの始まり
畠山重忠の鷹談義/名誉に輝く人びと
2.富士野への旅立ち
山彦山の別れと小袖乞い/箱根の別れ/箱根越え/
三嶋大社から富士野へ
4章 富士の裾野の旅
1.富士の裾野の巻狩絵巻
富士野の巻狩/屋形めぐりと最後の夜/
霊峰富士の町・富士宮と浅間大社/裾野の風景・狩宿/
裾野の風景・陣馬の滝
2.宿願成就と兄弟の最期
祐経討ち/十番切り/十郎討死・五郎生捕り/
五郎の尋問と処刑/裾野の風景・音止の滝/
曽我兄弟の霊地・富士野
3.敵討ちの陰で
北条時政の陰謀/常陸の政変/建久年間の幕府政治とその危機/
陰謀と隠蔽の政治史
エピローグ 鎮魂の祈り
曽我兄弟が神にまつられた里/旅の終わりに
メッセージ・あとがき:
幼くして父を討たれた兄弟が,源頼朝の鎌倉幕府草創の激動期に,艱難辛苦の末,敵の工藤祐経を討ち果たした事件は,人びとの同情と共感をよんで物語となり,やがて能や歌舞伎にもなりました。
二人の若者の激しくも清らかな生涯,敵討ちをめぐる別れと悲しみのドラマが日本人の心をとらえたのです。
本書は,この国民的な物語の舞台に皆さまをお誘いします。
本書を手にとり,物語の舞台をたずねる旅にでてみませんか。
きっと心のふるさとにめぐりあえるはずです。