《物語の舞台を歩く》純友追討記
詳細をみる
目次:
1章 はるかなる京
1 プロローグ - 語り得ぬ純友にかわって
純友に寄り添って/『純友追討記』の「歪み」/
未完の『純友追討記』/「真実の物語」を目指して
2 はるかなる京
見果てぬ夢/宿命としての血/不遇の歳月/伊予掾として/
海賊追補指揮官として
2章 史料を逆なでに読む - 『日本紀略』承平六年六月某日条
1 『日本紀略』と『扶桑略記』
『日本紀略』記事による通俗的「純友の乱」/
『扶桑略記』記事と二つの記事の「原史料」/
二つの記事の相違点/『日本紀略』記事の矛盾/
なぜ日振島が根拠地に
2 『日本紀略』記事の改竄目的
模範とすべき名文/「冤罪」の定着
3章 純友蜂起
1 藤原純友と伊予守紀淑人
巨海に出ず-純友出撃/承平南海賊と伊予掾純友/
表の殊勲者紀淑人と陰の殊勲者純友/
握りつぶされた勲功申請/淑人と純友の絆
2 耳を切り鼻を割く - 備前介藤原子高と藤原文元
摂津国須岐駅事件/天慶二年夏、旱魃と群賊/
備前介藤原子高の赴任/一触即発の備前国
3 決断
純友のねらい/純友召進官符/子高の純友謀反密告
4 束の間の栄光、大いなる誤算
パニックのなかで/忠平の戦略/純友の要求/
五位の決定、位記使伊予へ/絶頂へ、そして落胆/
二つの誤算
4章 備前の乱と讃岐の乱
1 暴走する文元
文元の暴走/『楽音寺縁起』が描く純友の乱/
忠平の攻勢準備/『縁起』から読む山陽道方面の攻防
2 讃岐国の乱 - 讃岐介藤原国風と藤原三辰
讃岐の乱と藤原三辰/『純友追討記』が描く讃岐の乱/
『純友追討記』の作為/不気味な膠着状態/政府軍の攻勢
5章 激闘
1 純友の逆襲と忠平の対応
純友の電撃的政府軍撃破/伊予国あげての純友支持/
忠平の対応と政府軍の立て直し
2 政府軍の反撃と藤原三辰の敗死
反乱軍幹部藤原恒利の寝返りと讃岐介国風/
政府軍主力の讃岐再渡海と掃討戦/三辰の獄門梟首
3 純友のあらたな攻勢
広島湾における大宰府追補使軍の撃破/
周防
1 プロローグ - 語り得ぬ純友にかわって
純友に寄り添って/『純友追討記』の「歪み」/
未完の『純友追討記』/「真実の物語」を目指して
2 はるかなる京
見果てぬ夢/宿命としての血/不遇の歳月/伊予掾として/
海賊追補指揮官として
2章 史料を逆なでに読む - 『日本紀略』承平六年六月某日条
1 『日本紀略』と『扶桑略記』
『日本紀略』記事による通俗的「純友の乱」/
『扶桑略記』記事と二つの記事の「原史料」/
二つの記事の相違点/『日本紀略』記事の矛盾/
なぜ日振島が根拠地に
2 『日本紀略』記事の改竄目的
模範とすべき名文/「冤罪」の定着
3章 純友蜂起
1 藤原純友と伊予守紀淑人
巨海に出ず-純友出撃/承平南海賊と伊予掾純友/
表の殊勲者紀淑人と陰の殊勲者純友/
握りつぶされた勲功申請/淑人と純友の絆
2 耳を切り鼻を割く - 備前介藤原子高と藤原文元
摂津国須岐駅事件/天慶二年夏、旱魃と群賊/
備前介藤原子高の赴任/一触即発の備前国
3 決断
純友のねらい/純友召進官符/子高の純友謀反密告
4 束の間の栄光、大いなる誤算
パニックのなかで/忠平の戦略/純友の要求/
五位の決定、位記使伊予へ/絶頂へ、そして落胆/
二つの誤算
4章 備前の乱と讃岐の乱
1 暴走する文元
文元の暴走/『楽音寺縁起』が描く純友の乱/
忠平の攻勢準備/『縁起』から読む山陽道方面の攻防
2 讃岐国の乱 - 讃岐介藤原国風と藤原三辰
讃岐の乱と藤原三辰/『純友追討記』が描く讃岐の乱/
『純友追討記』の作為/不気味な膠着状態/政府軍の攻勢
5章 激闘
1 純友の逆襲と忠平の対応
純友の電撃的政府軍撃破/伊予国あげての純友支持/
忠平の対応と政府軍の立て直し
2 政府軍の反撃と藤原三辰の敗死
反乱軍幹部藤原恒利の寝返りと讃岐介国風/
政府軍主力の讃岐再渡海と掃討戦/三辰の獄門梟首
3 純友のあらたな攻勢
広島湾における大宰府追補使軍の撃破/
周防