橋の社会文化史

予価
4,950円 (税込)
在庫: 未刊
解説: 古来、橋の彼方には別世界があると考えられていた。橋脚の下からは土坑墓や人骨が多く発見され、橋詰には墓標が立つことも多々ある。浄土信仰では、東詰が此岸、西詰が彼岸と考えられていた。
橋は、場をつなぎ、時をつなぎ、人をつなぐ。絵巻物や屏風にも描かれ、そこには合戦や物語など、その時々の文化が描かれている。橋をかけることにより、動機・制度・維持・修造などから、政治的な問題や社会の変化も見えてくる。
本書は、資料と発掘調査に見る橋の文化史である。

※2024/8/30新刊配本予定
ISBN:
978-4-634-15248-9
著者: 五味文彦 
刊行予定:
2024年8月
仕様: A5  ・  予224ページ
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