〈聖なるもの〉を撮る 宗教学者と写真家による共創と対話

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2,750円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 聖地・祭り・教祖など、〈聖なるもの〉に惹かれ、シャッターを切ってきた写真家と宗教学者が、あらためて〈聖なるもの〉を撮ること、〈聖なるもの〉の写真との向き合い方を語る。
誰もがスマホを持ち歩き、誰もがいつでも撮影し、発信する時代に〈聖なるもの〉の写真を撮ること、撮ってきたこと、そしてその写真を見ることとはなにかを考える。
ISBN:
978-4-634-15236-6
著者: 港千尋  平藤喜久子  山中弘  伊奈英次  露口啓二  シェレンバウム・ゾエ  弓山達也  甲斐啓二郎  川瀬慈  深澤英隆  小泉凡  大杉浩司  飯倉義之  川嶋麗華 
刊行:
2023年8月
仕様: 四六  ・  232ページ
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目次:
〈聖なるもの〉を撮ることとは
        ―「はじめに」に代えて 港千尋・平藤喜久子
第1部  聖なる風景
神話の風景               平藤喜久子 
観光のまなざしのなかの近代の聖地―ルルドを中心に    山中弘 
天皇陵をめぐる歴史の旅         伊奈英次 
「アイヌの地」―「アイヌ-モ-シリ」を撮ること      露口啓二
不可視の場所、反転する世界       シェレンバウム・ゾエ 

写真家と研究者で、失敗写真を考える①  港千尋・平藤喜久子 

第2部  聖なる人
聖なる像のトライアル          港千尋 
秘教家たちの肖像            深澤英隆
「教祖」と写真             弓山達也 
格闘する人―人間を超えた存在に向かって 甲斐啓二郎 
あたため戯れる―ザールを撮る      川瀬慈 

写真家と研究者で、失敗写真を考える②  港千尋・平藤喜久子 

第3部  先人たちのまなざし
柳田國男と/民俗学と写真―方法論の不在について  飯倉義之
折口信夫と写真―「実感」を記録し、伝える     川嶋麗華 
小泉八雲の写真―歴史資料としての価値を見すえて  小泉凡 
岡本太郎のまなざし―聖なるものへの挑戦      大杉浩司 
写真家と研究者で、失敗写真を考える③  港千尋・平藤喜久子 

執筆者紹介