明治~現在 鉄道路線をくらべて楽しむ地図帳

価格
1,980円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 2022(令和4)年、新橋~横浜間で開業した日本の鉄道は、150年という節目を迎える(10月14日)。そこで、老舗の地図専門出版社である二宮書店が制作した学校用地図帳を活用して、明治の鉄道開業から現在のJR全盛期までの、国鉄・JRの鉄道路線を中心とした変遷を紹介する。地図帳で鉄道路線を追いかけながら、解説や写真とともに、鉄道路線がどう移り変わっていったかをくらべて楽しむ。
ISBN:
978-4-634-15214-4
著者: 寺本光照著・編  二宮書店協力 
刊行:
2022年4月
仕様: B5  ・  160ページ
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目次:
はじめに――「地図帳」から鉄道路線の変遷を知る

写真でふりかえる鉄道開業150年史

[鉄道開業~昭和戦前篇] 
①鉄道開業から明治末期までの鉄道路線の変遷
 【地図】 1893年3月鉄道路線図(鉄道敷設法公布後)/  1906年9月鉄道路線図(鉄道国有法公布時)

 【解説】 富国強兵政策のもとに歩みだした日本の鉄道事業。紆余曲折を経て、いかに全国幹線網を築いていったのか

②大正期から昭和戦前までの鉄道路線の変遷
 【地図】 1934年12月主要鉄道路線図(東海道本線丹那トンネル完成時)
 【解説】 技術の目覚ましい進歩があった大正期を経て、
      昭和に黄金期を迎えるが、戦争がその発展を遮ってしまう

[昭和戦後~現在篇] 
1968年、1987年、2022年――。3つの時点の地図から、日本の鉄道路線の変遷を読み解く

地図の凡例

北海道地方
【地図をくらべる】
 1968 北海道、千島列島
 1987 北海道、千島列島
 2022 北海道、千島列島、札幌、北海道中央
 1968 北海道主要部
 1987 北海道主要部、札幌
【解説】人口密度が低いため多くの路線が廃止に

東北地方
【地図をくらべる】
 1968 東北
 1987 東北
 2022 東北、函館、仙台
 1968 東北中央部
 1987 東北中央部
【解説】第三セクター化で存続するローカル路線

関東地方
【地図をくらべる】
 1968 関東、小笠原諸島、伊豆諸島
 1987 関東、小笠原諸島主要部、伊豆諸島ほか
 2022 関東、伊豆諸島・小笠原諸島
 1968 関東主要部
 1987 関東主要部
 2022 関東中央部
【解説】通勤・通学輸送で迫られた鉄道網拡大

中部地方
【地図をくらべる】
 1968 中部
 1987 中部
 2022 中部
 1968 中部中央部、新潟付近
 1987 中部中央部、新潟付近
【解説】鉄道事情の明暗をわける都市部と過疎地

近畿地方
【地図をくらべる】
 1968 近畿
 1987 近畿
 2022 近畿、神戸
 1968 近畿中央部、姫路付近
 1987 近畿中央部、姫路付近
 2022 近畿・中京
【解説】JR開業後も「私鉄王国」がいまだ健在  
中国・四国地方
【地図をくらべる】
 1968 中国・四国
 1987 中国・四国
 2022 中国
 2022 四国、広島
 1968 瀬戸内付近、山陰主要部、丸亀付近
 1987 瀬戸内付近、山陰主要部、丸亀付近
【解説】海を挟む二地方を結んだ瀬戸大橋開通

九州地方
【地図をくらべる】
 1968 九州、南西諸島、沖縄島
 1987 九州、南西諸島、沖縄島
 2022 九州、福岡
 1968 九州北部、関門付近
 1987 九州北部、福岡、北九州
【解説】路線が減少するも新幹線が九州縦断

写真コラム
 第三セクター鉄道として存続した路線
 街並も伝える、思い出の路面電車
 懐かしの特急列車

 鉄道開業~現在 国鉄・JR関連略年表