帝国の崩壊 上 歴史上の超大国はなぜ滅びたのか

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1,760円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 軍事大国の経済破綻、改革の挫折、政治的緊張感の喪失…。アメリカの覇権が揺らぐなか、「帝国」復活を目指すかに見えるロシアの動き、そして米中「新冷戦」。来たる激動の国際秩序を見通すために知っておきたい、歴代14帝国「崩壊」の道程を第一線の歴史学・考古学者陣が読み解く。
ISBN:
978-4-634-15212-0
著者: 鈴木董著・編  近藤二郎  土居通正  大村幸弘  山田重郎  春田晴郎  森谷公俊  倉橋良伸 
刊行:
2022年5月
仕様: 四六  ・  240ページ
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目次:
序章 帝国の崩壊をめぐって 鈴木董
1章 「海の民」侵入による衰退説は真実か
―エジプト新王国の崩壊  近藤二郎
2章 宮殿焼失前の城壁拡張が示唆する、近づく戦争の脅威
―エーゲ文明(ミケーネ「帝国」)の崩壊 土居通正
3章 「食糧庫跡」が示す新たな仮説
―ヒッタイト帝国の崩壊 大村幸弘
4章 「世界最古の帝国」を滅ぼした4つの要因―アッシリア帝国の崩壊 山田重郎
5章 エジプト再征服による疲弊と「想定外」の敵
―アカイメネス朝ペルシア帝国の崩壊 春田晴郎
6章 後継者なき「大王」の早すぎた死とヘレニズム時代の開幕
―アレクサンドロス帝国の崩壊 森谷公俊
7章 軍事大国の財政破綻と求心力の喪失
―ローマ帝国の崩壊 倉橋良伸