宮廷女性の戦国史

価格
1,980円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 史料上の制約からほとんどわかっていなかった戦国期の女性たち。本書では、朝廷内の女性、天皇の娘である皇女と、天皇を支えた後宮の女房たちの知られざる姿を解明する。時に天皇家と様々な権門とを取り結ぶ役目を負った皇女たち、そして「皇后不在の時代」にあって天皇の世継ぎを産む役割を担うだけでなく、天皇家の家政、足利将軍、織田信長、豊臣秀吉といった武家権力者との対外交渉、訴訟の仲介、祭祀の取りしきりなど、多方面で躍動する彼女たちの実像を明らかにする。
ISBN:
978-4-634-15205-2
著者: 神田裕理 
刊行:
2022年4月
仕様: 四六  ・  296ページ
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目次:
プロローグ  「皇后不在」を支えた後宮女房たち
第一章 戦国期の天皇家を支えた女性たち
第二章 武家政権とのあいだを取り次ぐ女房たち
第三章 戦国期の後宮女房のはたらきと収入
第四章 後宮女房の 一生とさまざまな人生
第五章 その多くが出家した、皇女たちの行方
エピローグ 「政治実務を担う官僚」としての後宮女房