「昭和天皇実録」と戦争

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1,760円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 『昭和天皇実録』には、太平洋戦争の開戦から終戦まで、そして昭和天皇がどう描かれているのか。裏づけられた史実、あえて記さなかったこととは…分析を続けた気鋭の記者がその読みどころに迫る。
ISBN:
978-4-634-15090-4
著者: 栗原俊雄 
刊行:
2015年8月
仕様: 四六判  ・  244ページ
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目次:
はじめに

序章 『昭和天皇実録』とは何か

第1章 『昭和天皇実録』にみる新発見
 1 天皇幼少期の記録
 2 新出資料と宮内庁

第2章 太平洋戦争開戦まで
 1 日独伊三国同盟と仏印進駐
 2 対米交渉の経過
 3 開戦をめぐる御前会議
 4 開戦をめぐる天皇の意思
 5 陸軍・海軍の戦争構想と開戦

第3章 太平洋戦争敗戦まで
 1 緒戦勝利から玉砕へ
 2 空と海の特攻作戦
 3 敗戦への道
 4 和平工作の挫折
 5 ポツダム宣言の受諾

第4章 そぎ落とされた肉声
 1 二・二六事件
 2 南部仏印進駐問題
 3 開戦前の日米交渉
 4 選挙区をめぐる「聖慮」
 5 敗戦と戦争責任観

第5章 戦後の動向をどう伝えたか
 1 東京裁判
 2 靖国不参拝
 3 「戦争責任」の認識と「沖縄メッセージ」

あとがき
主要参考文献